ハオルチア 斑入りとの付き合い方

今回はハオルチア の斑入り種との付き合い方についての記事です。

 

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ハオルチア 錦!? 斑入り!?「初心者必見!斑入りの種類と特徴」

ハオルチア 万象 根挿し観察①2021 2/12〜

 

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斑入りの特性

 

葉緑素がしっかりとある通常のハオルチア と葉緑素が少ない斑入りのハオルチア は同じ種でも性質が違います。

 

斑入りの植物と通常の植物での違いとしては、葉緑素の量ただ一つとなります。

一部の植物を除き植物にとって葉緑素は必ず必要なものになります。

 

そのためたった一つの違いですが、性質は大きく変わります。

 

①成長速度に差がある

光合成は葉緑素の働きで行われる植物の生命活動の一つで生きていくための栄養を作り出します。

 

斑入りの植物はその栄養を作る作業が通常の植物と比べ葉緑素が少ない分だけ遅くなります。

そのため基本的には斑入りの植物の方が成長が遅くなります。

 

 

②蒸れにに弱くなる

植物は基本的に光合成と水分の吸収率は比例しています。

 

水を貯めるためにスポンジを一時間に2個作れる人と一つしか作れない人では吸収できる水の量は変わりますよね(@@)

そのため斑入り植物は通常の植物と比べると水を吸う効率が悪いです。

そのため同じようにじゃぶじゃぶ与えていると土の中が渇いていない時間が増え根腐れを起こしやすいので注意が必要です。

 

③高温に弱い

②と被りますが通常種が耐えられる温度でも斑入り種は耐えられない場合があります。

失敗しないためにもできる限り通常の種類よりも低温で安定した場所での栽培が必要になります。

 

 

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綺麗に育て、枯らさないための対策

 

ハオルチア は基本的に比較的強い植物です。

 

そのため「光」「水」「風」の過不足にも比較的耐えられます。

しかし、これらの環境をきちんと作ってあげないと窓が凹んでしまったり、窓のツヤがなくなってしまったり。

ひどいときだと腐らせたり枯らしてしまったりするかもしれません。

 

特に斑入りは通常種よりも耐久力がないためより丁寧に育てる必要があります!

 

値段も比較的高額だし、何より生き物なのでしっかりとした環境を作ってあげてください(@△@)

 

 

 

斑入り種と通常種の外見の違い

 

この題名を見てほとんどの方は見なくてもわかるかもしれません。

 

しかし、私がハオルチア を始めたばかりの頃は斑入りや錦の意味も見た目の違いもわからず、斑の入っていない玉扇錦やオブツーサ錦を購入していました。

今となっては当時購入した斑の入っていない錦たちも斑入りではありませんがお気に入りで綺麗に育ってくれています。

 

私のような斑入りや錦の見た目がわからない方のために解説していきます。

 

わかりやすいように同じ種類の通常種と斑入り種で比較していきます。

 

 

通常種アトロフスカ

 

アトロフスカは高い透明感と紫色に染まる種類になります。

 

このアトロフスカの斑入りがこちら↓

 

斑入り種のアトロフスカ

 

形は同じようでも色が違うだけでかなり印象が変わりますよね。

実はこのアトロフスカ、解説には最強のアトロフスカなんです。

 

斑入りの種類は主に「通常斑入り(極上斑)」「派手斑」「ノリ斑(糊斑)」「全斑」の四つがあります。

 

このアトロフスカはこの四つ全てが観察できるのです!!

 

左上の白い大きめの葉は葉緑素のない「全斑」となります。

全ての葉がこの全斑になってしまうと成長できずに枯れてしまいます。

 

「通常斑入り(極上斑)」真ん中の一番下とその上の葉は斑と葉緑素のバランスがよくかなり綺麗な斑入りになります。

※極上斑かどうかは完全に見た人の価値観になるので商品名に極上斑と記載されていても購入する際は注意しましょう!

 

③出始めている中心の葉は「ノリ斑」となります。

一見、全斑のように見えますが左上の全斑と比較して窓の中が暗く見えるのがわかりますか?

これは葉の裏に葉緑素があるため窓が暗く見えるのです。

 

このまま全てノリ斑になってほしいです(@△@)

 

 

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