まさに美女と野獣!?シンニンギア レウコトリカ『断崖の女王を徹底解説!』

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シンニンギア レウコトリカ(断崖の女王)の種類と特徴




断崖の女王はイワタバコ科シンニンンギア属の植物になります。

学名はSinningia Leucotorichaとなります。

シンニンギア属の中でも特にもふもふな見た目をしているので断崖の女王がトップクラスで人気の種類ですが、他にも花が美しいものまで魅力的な種類が多いのも特徴です。

育て方もかなり簡単で性質も強いので塊根植物初心者でも安心して育てることができます。

呼び名は主に「断崖の女王」とそのままの名前である「シンニンギア レウコトリカ」の二つです。

日本ではほとんど使われませんが英語では「ブラジリアン エーデルワイス」とも呼ばれています。


シンニンギア レウコトリカ(断崖の女王)の特徴



断崖の女王の特徴はやはりこのふわふわなタオルのような毛の生えたこの姿。

塊根部以外は全て毛が生えており非常に魅力的です。

しかし、可愛らしい地上部に比べ塊根部はひび割れや着生するための根が無数に生えたいかつい外見をしています。

まさに「美女と野獣」を一つで体現しているような植物です。

なんちゃって(@△@)

では、次により細かい特徴をご紹介します


茎と葉



断崖の女王の代名詞はやはりこの、もふもふの茎と葉の部分です。

一見作り物にも見えてしまうほど密に毛が生えていて、光を当てると銀色に反射します。

暗闇などでは時に発光していると表現されるほどまた別の美しい姿を見せてくれます。

実はこの毛は見かけだけじゃなく触り心地もすごいんです!

いくらなでても飽きないくらい柔らかく心地の良い感触でついついたくさん触ってしまいます。

触りすぎに注意だぞ!


フラッシュなしの写真↑
すごくもふもふで可愛いでしょ!
フラッシュありの写真↑
発光しすぎですよね笑


塊根

もふもふで綺麗な地上部と比べ塊根部はお世辞にも美しいと言える姿ではありません。

でも、どっちかというとワイルドでかっこいい魅力がありますよね!

塊根好きからしたらかなり魅力的かと思います。

そんな塊根からあのもふもふが生えてくるなどギャップ萌えという言葉がふさわしい植物です。


断崖の女王の塊根部には無数の根が生えており、少し歪な外見です。

しかしこの根は名前の通り断崖の岩の割れ目に自生するため、水を吸うだけでなく着生の役割ももっています。

塊根部は大きな個体になると直径30センチを超え、迫力満点です!


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お花


お花は朱色の細長い形状をしています。

これはポリネーター(受粉のため花粉を運んでもらう生き物)がハチドリであるためです。

断崖の女王は雌雄同株で自家受粉も容易に行えます。

中はこんな感じ↑



ちゃんと模様もあって綺麗でしょ!

花は年に数回ほど咲かせ、種子も大量に取れるので何度でも実生に挑戦できます。


種子は枯れて落ちた花から粉のような種子が大量にこぼれ落ちてきます。

現在写真がないため今年タネが取れたらまたお見します!

発芽するとこんな感じ↓

種子の写真はもうすぐ種取れそうだからもうちょい待ってね!


シンニンギア レウコトリカ(断崖の女王)の自生地と環境



断崖の女王はブラジル パラナ州のジャングルに自生しています。

ジャングルの断崖絶壁や岩の割れ目などにくっつくように成長しています。

着生植物などが多く自生している地域になるのでジャングル内では空中湿度もたかくなります。

そのため塊根植物では珍しく若干湿り気が好みでもあります。


簡単な育て方

断崖の女王は夏型植物春から秋までが成長期になります。

日光に関しては明るい日陰くらいがちょうどいいかと思いますが、真夏以外の直射日光でも育てることができます。

暑さにも寒さにも強いので外でも室内でも育てることができます。

我が家ではほぼ一年中室内栽培ですが徒長もなく花もたくさん咲き、結実から発芽までできているので問題ないかと思います。

置き場所としては窓辺かLEDライトのの下で栽培しています。


外の場合は葉焼けし易いように感じるので徐々に日光に慣らして、遮光もしてあげるといいです。

冬は地上部が枯れ塊根部分だけになりますが室内だと落葉しないこともあります。

その場合は春前に茎の根本から切ってください。

私の経験上なので正しいかわかりませんが一年前の地上部だと花がかなり咲きにくく、成長もかなり遅いため新芽がで始める春前に剪定することをお勧めします。

地上部が枯れてしまっても間違えて捨てたりしないでね!!


断崖の女王は成長も早く性質も丈夫、育て方も簡単で増やすのも簡単、見た目も面白いので塊根植物で一番優秀な植物かもしれません。

ぜひお迎えしてみてください!!


今日の豆知識



シンニンギア レウコトリカはかなり古くから日本でも栽培されており、初めて販売された時は塊根部は土に埋められあまり売れなかったそうです。

そこで塊根部を見せるように浅植えにしたところたくさん流通したそうです!

少し見方を変えることも大事だね!


でも、こんな綺麗なのにいまはそんな人気ないのが不思議。

ないからこそ、特別感あっていいかもだけど(@△@)


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