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種子や発芽直後の苗は見分け方は難しいです。
しかし、発芽して数ヶ月の小さな苗は特徴が少し出るものがあり、ある程度は見分けることができます。
似ているが故に偽物を売っていたりするので要注意です。
今回はビスピノーサムとサキュレンタムの見分け方を解説します。
アフリカ産のそっくりさん!?
ご紹介するのはパキポディウム サキュレンタムとパキポディウム ビスピノーサムの二種
自生地は二種ともパキポディウムでは数少ないアフリカ産
実はこの二種、外見も性質も何から何まで似ているのです。
二種の似ている点
パキポディウムの代名詞 である塊根部分と全体の形です。
二種ともツボや樽のような形の大きな塊根を持ちます。
実生した場合は発芽後に球体のようにどんどんと膨らんでいき、ある程度の大きさになると今度は成長点を縦に伸ばし成長し始めます。
そこまでいくと形が大きく変わることはなくほとんどの苗が単頭のまま成長していきます。
塊根部が直径5センチほどになると塊根部や枝から新たな成長点ができ枝が増え始めます。
そして気になるお花は、そのゴツい見た目から咲くとは思えない綺麗なお花を咲かせます。
その形や色は後述。
へぇ〜サキュレンタムとビスピノーサムは似てるんだ〜
ちょっと待った!形状がにているだけではないんです!!
なんと同じ産地だけあって性質も似ているのです。
耐寒性
寒さに弱いパキポディウムですがこの二種は違います!
サキュレンタムとビスピノーサムの自生地の冬は0度になることもあるため、比較的大きな苗は寒い地域とかでなければ冬も外で栽培できます。
育て易いのに何故かあんまり人気がない…
やっぱり最初はみんなグラキリスとかに行っちゃうよね〜
でも、沼にはまってくると突然かっこよく見えてくるから。
次に二種の違いについてお話ししていきます。
サキュレンタムとビスピノーサムの相違点!
サキュレンタムとビスピノーサムの主な違いは花と塊根部の表皮の色、枝と葉です。
全部やないかーーーーい!!
なんてツッコミが来そうですが、たしかにそうですね笑
全部違うのにすごく似ているなんて不思議。
細かく解説していきます
まずは一番簡単な方法から。
枝と葉
サキュレンタムはビスピノーサムとくらべて葉が幅広で枝が太いのが特徴です。
枝は徒長などで変化しますが葉を見ると少し分かり易いと思います。
花
サキュレンタムの花は薄ピンク色に濃いピンクの筋が入った南国風な花を咲かせます。
花の形状は深く切れ込みが入りとても涼しげな印象です。
対するビスピノーサムは…
こちらは淡いピンク色の花を咲かせます。
花の形状はベルのような形で、サキュレンタムは涼しげで南国な雰囲気に対してビスピノーサムは上品な美しさがあります。
南国風とか上品とかは自分の感覚です笑
塊根部
こちらは花同様、小さな苗では判断ができないのと、個体差があるので参考程度で覚えてもらえればいいです。
一応、特徴としてでるので!
サキュレンタムの塊根部は明るい茶色をしていてビスピノーサムは濃い茶色をしています。
もちろん日の当たり具合や成長度合いなどで濃い茶色のサキュレンタムや明るい色のビスピノーサムが存在するためこの方法は100パーセントではありません。
枝 葉 花 塊根の四つの方法をうまく使って見分けてみてください!
値段はほぼ同じなのでもし違うものを買ってしまってもまだ安心です!
値段も高くなく簡単にお向かえできて見た目も性質も魅力的なので初心者の方にとってもおすすめです!
それでは次回はバロニーとウィンゾリーの見分け方をご紹介する予定です。
お楽しみに〜(°▽°)