今回はティランジアの発根と板付けについての記事です。
↓エアプランツの育て方はこちら↓
エアプランツにも根がある!?
エアプランツにも根があるんです!!
不思議なことに自生地でも他の植物とは違い地面には根を生やしません。
エアプランツは他の植物や岩などに根でくっつきながら成長していきます。
もちろん種類にもよりますが、自生地である南米では街の電柱や電線に着生しながら成長するものもあります。
私自身が留学をしたときに感動したことですが、国が違えば身近な雑草や動物の違いに驚かされますよね(@△@)
しかし、100円ショップや園芸店などでよく見るエアプランツには根がついていませんよね。
そうなんです!!
根っこは全て切り落とされて販売されているのが一般的なので…
それ以外の理由としては、子株を切り離して根が生える前に販売していたり。
どちらのパターンにしてもいずれ新しい根を生やしてくれるので気にしなくても大丈夫!!
根っこに種類がある!?
いざ、エアプランツを購入しカッコよく着生させたい!となると根の存在が必要不可欠です。
そして、根の種類にも注意を向けなければなりません。
根には成長途中の黄色い根と成長し終わった茶色い根があります。
2種類の根の違いは次の通りです。
成長途中の根
このように黄色く短期間でよく成長します。
主に温かい時期に居心地の良い環境で発根します。
根は着生する場所を探しながら伸びていくので板やコルクなどに固定してあげると数週間で着生します。
※着生途中は剥がれてしまうといけないのでそっとしてあげてください。
また、完全に固定されるまでは体を支えきれなかったりくっつく力が弱いので少し指で押してみて確認してね(@@)
成長し終わった根
このように茶色くなってしまった根っこです。
これは上でお話しした黄色い根の成長が終わり固まった根になります。
この状態の根はいくら生えていても動くことはなく着生もできません。
着生させたいときは茶色い根になる前に板などに固定してあげましょう。
もちろん、購入した時からたくさんの茶色い根がついた個体もあります。
そういう個体でも育てていけば新しい根を出しますのでそれまで元気に育ててください(@△@)
根の働き
エアプランツの根は基本的には着生するためのものになります。
根を食い込ませたり粘着物質を出しがっちり着生します。
根を他の植物に生やしているので、着生している植物から栄養を吸い寄生しているようにも見えますがそうではありません。
あくまで寄生植物ではなく着生植物なのでくっついているだけになります。
※着生している根は他の植物の栄養は吸収できませんが空気中の水分、養分を若干ですが吸収しています。
着生させた方が元気に育ちやすいのはこの影響もあります。
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