ハオルチア ピグマエアの豆知識『もふもふ雪のようなハオルチア !?』

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ハオルチア ピグマエアの種類と特徴



ピグマエアはレツーサ系の比較的小型なハオルチア になります。

学名はHaworthia pygmaeaとなります。

外見は特徴的で、葉の窓に白や透明の乳頭結節と呼ばれる細かい突起を持ち、白い個体だとまさに雪が積もっているような見た目で大変美しい種類です。

しかし、ピグマエアの原種は窓に突起があるものの白くはなくただのざらついた緑色の窓であることがほとんどです。

どの種にも言えることですが、特に名前のないただのピグマエアでも流通しているほとんどが特徴のある個体同士の選抜交配により窓がある程度白く見た目がよくなっています。

これは、流通している原種にもいえるようで、原種同士の交配でもより綺麗なもの同士を掛け合わせることで外見も良くなっていきます。

こだわりを持って、本当の原種をお迎えしたい方は信頼できるお店で購入するようにしましょう!

窓と乳頭結節



ピグマエアの窓はこのように白いトゲトゲ(乳頭結節)が密集して表面はざらざらしています。

この乳頭結節は種類によって色、密度、長さ、細かさが異なり、少しの違いだけでもだいぶ見た目が変わります。

ピグマエア中でも人気なのがこちらの「粉雪」という品種になります↓



すごく真っ白ですよね!

私が一番好きなピグマエアです。

粉雪」その名前の通り雪のような窓をしています。

この柔らかさそうな窓も他のピグマエア 同様硬くざらざらしています。

この真っ白さの理由は長く白い突起が密に生えているためです。

粉雪はピグマエアの中では小型から中型くらいの大きさでその小ささも可愛らしさを引き立たせているかと思います。


性質と育て方のコツ



成長は遅く、種全体として比較的小型〜中型な部類です。

比較的光量が必要なタイプで室内であれば窓際やLEDライトを使用すると徒長なく育てられます。

育て方はこちらから↓

ハオルチアの育て方!『生きた宝石を育てよう!』



ピグマエアの育てるコツとしては若干、蒸れに弱い感じがするので水やりの時間や量、温度、風通しなどに気を使うようにしてください。

心配であればよく観察してあげて早めに病気などに気付いてあげるのも大切です。

ハオルチア はよく暑さや蒸れなどで根が全て枯れてしまうことがあります。



しかし、根が全てなくなってもハオルチア は枯れないので根がなくなっていることに気がついても諦めないでください。

根が枯れた後の管理方法などはまた書きたいと思います!

今日の豆知識



ハオルチア はいろんな増やし方があって、その一つに組織培養苗というものがあるんだ!

一度に大量に増やすことができ突然変異も起こったりする。

例えば葉の裏まで窓になっているアトロフスかミュータント」「ピグマエアミュータント」などの突然変異個体。

そういうのたまたまでいいから作ってみたい!けど組織培養とか難しいことしないとダメなんでしょ?

実はみんなも簡単にできる葉挿しも突然変異する可能性があるんです!

例えば元の苗より葉など株全体が大きくなる大型変異、葉挿し前は斑入りではなかったが斑が入ったりとたまーに変わったものが現れます。

もしかしたらすっごい見た目のやつが葉挿しから出るかもね〜なんちゃって。

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