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Twitter Instagramユーフォルビア オベサの種類と特徴
オベサはトウダイグサ科ユーフォルビア属の植物になります。
学名はEuphorbia Obesa ssp.Obesaとなります。
ユーフォルビア属は非常に多様性に富んでおり同じ属でも見た目が全く違い、どの種類も様々な魅力を持っています。
育て方も難関種から簡単な種類まで様々でマニアも初心者も楽しめる種類になります。
呼び名は主に「オベサ」だけで、あまり使われませんがこの丸い形状から「バスケットボールプランツ」、和名では「麒麟玉」と呼ばれています。
オベサの特徴
オベサの特徴はなんと言ってもこの丸いフォルム、バスケットボールプランツと呼ばれる理由もわかります。
オベサはある程度大きくなると縦に成長し柱状になる個体もありますが、個体差により大きくなっても丸いままの個体も存在します。
株の形は子吹きではなく成長点が二つダブルヘッドやモンスト個体など様々ありオベサだけを集めるコレクターもいるほどです。
爬虫類や恐竜のような質感に渋くかっこいい縞模様、可愛らしいまんまるは男女問わず人気種です。
成長は遅いですが育て方は簡単で初心者にもおすすめできる種類の一つになります。
お花
こんな姿でもちゃんとお花を咲かせます!
オベサは雌雄異株と言ってオスとメスが存在します。
稀にオスとメスを持った個体や途中で性別が変わる個体も存在します。
写真↑はメスの花になります。
三本の突起があり、その先端もまた分かれている形状をしています。
オスの花は写真がありませんが先端が丸く黄色い花粉がポロポロと落ちてくような感じです。
大体3〜4年目くらいから花が咲き、大きな株は常に花を咲かせるようなかんじになります。
オベサの結実
オベサはオスとメスが揃えば簡単に受粉させることができます。
受粉に成功すると花の根本が膨らみ、写真のように実ができます。
この実の形は全然似ていないユーフォルビア属の植物とも同じで、形が違っても同じ属なんだと確認できる特徴の一つになります。
種子
実が弾けるとこのような種子が大体一つの実に三つ入っています。
結実も発芽も簡単なので是非、このオベサで多肉植物初めての実生に挑戦するのもおすすめだぞ!
種まきは新鮮であればあるほどよく、濡れたティッシュの上でも発芽するくらいです!
ちゃんとする人はもちろんしっかりしたやり方があると思いますが、私は湿らせたバーミキュライトに置いておくだけです笑
大体二日から一週間あれば発芽が始まります。
ユーフォルビア オベサの自生地と環境
オベサは南アフリカ (北ケープ州 グレートカルー)に自生しています。
岩の隙間や土に埋れて自生しています。
この地域は半砂漠気候になり雨はあまり降らず乾燥しています。
しかーし!!
冬は気温がかなり下がる地域のため東北などの寒い地域でなければ外でも越冬できるほど耐寒性があります。
とは言っても低くても5度以上は欲しいので、これくらいあると安全です!
簡単な育て方
成長期は春から秋までで冬は成長が緩やかになります。
どの季節も乾燥気味だと失敗しにくいです!!
野外栽培の場合
成長期に注意するべき点は雨と真夏の直射日光です。
オベサはユーフォルビアの中でも乾燥気味に育てる方がよく、あまり水をあげすぎると徒長してしまったり腐ってしまうので注意が必要です。
出来るだけ乾き易い土と鉢を使用し2週間に一回水をあげるくらいで大丈夫です!
水やりに関しては環境次第でかなり変わるので植物の状態や天候などでいろいろ試してみてくださいね!!
特に湿度と風はよく見て水をあげてね!
気温が高くなり日差しが強くなると焼けてしまいますので遮光が必要です!
オベサは焼けてしまうと死んでしまったり、傷痕が一生残るので特に注意してあげてください!
室内栽培の場合
我が家ではLEDライトを使用し年中室内栽培しています!
私の場合ですが室内管理の方が楽に管理でき失敗も少ないと思います。
日光に関してですが水草用の水槽LEDライトとよくわからん安い植物育成ライトを3年ほど使用していますが今のところ徒長もなく、開花や結実、実生には全く問題はありません。
我が家での水やりは二〜三週間に一回ほどの感覚でしっかりとあげています。
いつもご説明していますが水やりに関しては環境次第なので、他のサイトや書籍通りに水やりをしたら失敗することもあります。
多肉植物は水をたくさん蓄えていますのでやりすぎよりもやらない方が失敗は少ないです。
心配であれば少なめで始めてみて、徐々にいい感覚を見つけてみてください!!
注意!
冬の水やりは超控えめにね!
オベサは根が細いので冬でも断水してしまうより、少し湿らすくらいあげてね!
今日の豆知識!
オベサを含めたユーフォルビアを傷つけると出てくる白い液には毒性があるため注意が必要だぞ!
手に着いたらすぐにしっかり洗うんだぞ!
じゃ、またね〜(@△@)ノシ